Охотское(オホーツク)国際理解教育研究会 会長挨拶



網走管内国際理解研究会 会長挨拶

「国際理解教育」のめざすもの

オホーツク国際理解教育研究会長 北見市立西小学校長 石田 篤司

北見市立西小学校長 石田 篤司 社会(世界)は,よくオーケストラに例えられるんだそうです。

 その中で美しいシンフォニーを奏でるためには,どのような条件を必要としているのか。それは,異なる楽器が数多く存在するということです。全員が指揮者なら音はでません。全員がフルートであったり,バイオリンであったりしてもつまりません。他の楽器と比べて出番は少ないかもしれませんが,シンバルも貴重な存在です。異なる楽器が数多く存在し,それぞれが自分の持ち味を最大限に発揮して演奏をするのです。

 その際,他の楽器の演奏にじっくり耳を傾けながら,自分が一番期待される場面で最高のパフォーマンスをします。そんな時に美しいシ ンフォニーが生まれます。各楽器が好き勝手に音を出すと不協和音になるのです。

 美しいシンフォニーは,演奏者相互の信頼と敬意,協調する気持ちに支えられているのです。

 では,シンフォニーのような美しい所産を生み出す社会(世界)はどのような社会なのでしょうか。オーケストラと同様,多様な存在があり,それぞれがもっとも期待されるところで自分の持ち味を最大限に発揮します。そこには,相互信頼や敬意,協調する気持ちが存在しているのです。そんな条件が整った社会なのです。異なることを喜び合える社会です。それぞれの果たす役割はどれも等しく尊いものであると本気で考える社会です。「国際感覚」を備えた人は,このような意識や感覚を身に付けた人であり,国際理解教育は,このような意識や感覚を意図的に身に付けさせる教育であると言えるのです。

 国際理解は,「命の重さは同じである。すべての命は等しく尊い」と確信することから始まるのです。 さて,いよいよ「北海道国際理解教育研究大会 北見大会」が来年度になりました。本格的な準備が始まります。よろしくお願いします。

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