Охотское(オホーツク)国際理解教育研究会 会長挨拶



Охотское(オホーツク)国際理解教育研究会 会長挨拶

「時代の変化の只中で」

オホーツク国際理解教育研究会長 西興部村立西興部小学校 佐藤 文昭

西興部村立西興部小学校 佐藤 文昭


 昨年度1年の間に,生活スタイルをはじめ多くのことが変わりました。基本的なものの見方考え方,社会・経済発展のあり方に至るまで,ほんとうにこのままで良いのだろうかと考える機会が多々ありました。今何よりも大切なことは,それぞれの命を守ることですが,単に感染症を予防するだけでなく,基本的な生活に欠かせない仕事をする,いわゆるエッセンシャルワーカーの方々への差別解消の問題など,問題を幅広く捉える必要性を感じています。

 本研究会で数年来取り組んでいるSDGsの視点は,これらの問題を考える際にも大切な手がかりとなります。どのようにして今の困難を乗り越えていくべきか,多くの人々と共に主体的に考えていく。様々な議論の中から解決の手がかりを見つけていく。そういった流れが重要です。

 学校教育に関してもこの1年で大きな変化がありました。GIGAスクール構想による一人一台タブレット端末の配備はほぼ完了し,出勤のタイムカード管理ができた学校は出勤簿の押印廃止へと進みつつあります。これらは前向きな変化ですが,逆にSNSなどによるいじめの問題や新たな言葉では「ヤングケアラー」の問題など,子どもを取り巻く問題がどんどん学校からは見えにくくなってしまっていることが心配です。情報通信に関わる専門家や福祉に関わる専門家など,これからは学校だけでなく外部の専門家と連携して問題解決を図る必要性を強く感じています。(SDGs目標17)

 さて,今年度の第一回役員会は,Zoom協議とし(4月10日),それに続く「在外教育施設派遣教員希望者学習会」は小泉小学校を会場として4月17日(土)に行うことができました。こちらは2年ぶりの開催です。会員の皆さんの工夫と協力に感謝いたします。しかし今年度の全道研究大会(十勝・帯広大会)については,5月に入った段階で中止の連絡がありました。参加を考えていた皆さんには申し訳ありませんが,ご報告いたします。

 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため,北海道に出された緊急事態宣言は6月20日まで延長され,今後の見通しも立てづらいところではありますが,今何ができるのか模索を続けながら,今年度も会の活動を推進していきます。

 まだまだ感染症終息やワクチン接種完了までは時間がかかるようですが,まずは会員の皆様のご健康とご活躍を祈っております。今年度もどうぞよろしくお願いいたします。

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